前々回


前回


これまでの記事は↑にて

そんなこんなで追求せずにいられない性格のため、前回までに気になった点の改善を図りました。
構造としてはクーラーボックスから水中ポンプで氷水を汲み上げ、水冷パソコン用ラジエーターを冷やします。ラジエーターを通した水は戻り経路にてクーラーボックスに落とします。
ラジエーターの冷気をファンで送風し冷房します。

前回までに判明した一番の改善点はファンの風が出ない事ですが、ラジエーターのフィンピッチが狭すぎて風が抜けないのが原因と思われました。
その対策として、良さそうなラジエーターをネットで探しました。



用途外にしては本格的すぎる…。
厚さ45mm、銅製ラジエーターですが、一番のポイントは反対側が良く見えるぐらいフィンピッチが広い事です。
前回のラジエーターはピッチも均一でなく、バリや塗装カスで詰まっているような状態でした。
今回のはさすがに綺麗です。

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写真では分かりにくいですが、かなり広いフィンピッチで、後ろがスケスケです

では早速実験。
端折って写真は連続掲載します。
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という事で午後8:15スタート時点で23.9℃
8:33で22.1℃
8:59で20.8℃です。
約一時間で3.1℃の冷房効果。
ここまでの成果としては一番です。
ファンの抜けも期待通りで、しっかりとした冷風が感じられました。
これだけ冷えるならファンでサンドイッチしなくても十分そうです。送風が効き過ぎたら氷の溶けも早そうですしね。

そして本日、車内で昼寝する際に実地試験致しました。
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車内は直射日光の影響で、10月半ばながら若干もわっとしておりました。
シガーソケットにUSB電源を接続してスイッチを入れますと、すぐにひんやりとした風が出てきます。
明らかに体感冷たい風でかなり気持ちいい。
そのままタオルケットをかけて寝てみますと、何なら寒いぐらいでした。

という事で、多少準備が面倒ですが、十分実用に耐える成果を得る事ができました。
あとは車内のレイアウトをどうしようかなというところですが、ひとまず完結と致します。






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